理事長所信

理事長所信

公益社団法人勝山青年会議所

2020年度理事長予定者 林 浩平

 

和衷協同

~仲間と共に地域の未来のために~

 

はじめに

1949年、戦後の荒廃が続くなか「日本の再建は青年の責務である」という高い志を持った青年により、日本の青年会議所運動が始まりました。ここ勝山市においても高い志を持った30数名の青年たちが、地域の更なる成長を夢みて心を一つにして相集い、1968年に勝山青年会議所は設立され本年で52年目を迎えます。「明るい豊かな社会」の実現を目指し、未来を創造する精神は創立から今日まで変わることはありません。先輩諸兄の地域を想う情熱は脈々と受け継がれ、地域のためにと運動してきたからこそ今の私たちがいます。

しかし「青年会議所しかない時代」から、今では様々な団体やNPO法人も増えてきているなかで「青年会議所もある時代」と言われるようになり、青年会議所自体の知名度が薄れてきているようにも感じます。私たちがいかに情熱をもって運動を行ってもそれが地域の方々に伝わり、共感を得ていなければ青年会議所の運動を成し遂げたとは言えないのではないでしょうか。ひとづくりの団体、意識変革を起こす団体である我々青年会議所だから出来ることをメンバー一人ひとりが行動を起こし、52年という歴史の中で積み重ねられた想いをしっかりと受け継ぎ、次代へと紡いでいく必要があります。

本年度、公益社団法人勝山青年会議所は「和衷協同 ~仲間と共に地域の未来のために~」をスローガンに掲げ、JAYCEEらしく何事にも挑戦する気概と覚悟をもち、今以上に個人の自立性と組織力を高め、創立から受け継がれてきた想いを胸に、仲間と共に同じ目的に向かって力を合わせ「地域の明るい未来へ」と目指して運動を展開してまいります。

 

ひとづくりから魅力あるまちへ

日本全体において2008年から始まった人口減少は今でも問題視されており加速するばかりです。ここ勝山市でも、人口減少によって各地域の生徒数や児童数の減少も進み、いずれは学校の統廃合も考えられます。こうした問題は地域の歴史や伝統文化の継承を困難にし、さらには地域の祭りや伝統行事が継続出来なくなる恐れもあり、このままでは住民の地域活動の規模縮小、市民同士の交流などが減少し賑わいが失われていきます。しかし、人口減少・少子高齢化問題について漠然とした危険意識だけではなく、自分たちが住む地域でも起こる身近な問題として捉え、今一度私たち自身がまちの現状を再認識する必要があります。再認識することで新たに、まちの魅力を市内外の方々に発信することが可能となり、市民のまちづくりに対する意識向上、さらにはまちの活性化に繋がっていくと考えます。

また、「ひとづくりはまちづくり」とあるようにひとの成長なくして、まちの発展はありません。未来のまちづくりを担う子供たちの成長は私たちの希望であり、導くのが私たちの責務であると考えます。時代の変化に伴い、今の子供たちが暮らす環境は私たちの幼少期と比べて変化しており、今では小学生からスマートフォンやタブレット端末を持ち、自在に操る姿も珍しくはありません。しかし、便利な世の中になった反面、昔は出来たことが今では中々出来ないこともあります。地域に先駆けた運動を行う団体として、未来を担う子供たちに自分たちの経験を活かし、普段の生活環境では経験できない事を提供することも大切なことではないでしょうか。その様々な経験の中で、子供たちには新たな気付きを得てもらい、ひとを思いやる心や、自立心を育んで欲しいと思います。

私たち勝山青年会議所は、青年の集まりとして多くの人々が集い、まちのため、ひとのために事業を行っています。これからも地域のリーダーとして勝山が活気にあふれ、魅力あるまちとなる大きな一歩にするためにも、行政や関係諸団体と連携しながら青年会議所だから出来るまちづくりを、時代の変化とともに会員が一丸となって挑戦してまいります。

 

より多くの仲間と共に

私たちは、「明るい豊かな社会の実現」を目指して日々運動を展開しています。勝山を少しでもより良いまちにしたい、その想いを胸に運動しています。そして、私たちの活動において欠かすことができない最も大切なものは仲間の存在です。市民の方々に共感を得る運動を行うためにもまずは、私たちの理念を共有する心強い仲間づくりが必要です。また、組織が継続的に維持するためには会員拡大は重要な課題であり、地域に必要とされる団体としてあり続けるためにも、会員の増強が必要だと考えます。
会員数が増えることは新たな出会いの機会となり、多種多様な価値観を持った会員同士が同じ目標に向かい、互いに切磋琢磨することで自己成長の機会も増え、強固な組織としての成長に繋がります。

我々はこの地域の未来のために志高く行動できる仲間を増やし、より大きな運動を展開していくためにも、今以上に会員拡大を推進していかなければなりません。また会員拡大を行うにあたって担当者に任せておけばいいということではなく、一人ひとりが会員数の減少という現実に向き合い、会員拡大の重要性や必要性を自覚して、自らの言葉で青年会議所の魅力を伝えられる存在となる必要があります。市民の意識を変え社会に良い影響を与えること、また同年代の市民が我々の仲間として加わり共に過ごす時間が、メンバー一人ひとりのかけがえのない財産となっていきます。私たち青年会議所が持続的に運動を展開していくためにも、仲間と協同し青年会議所の魅力を一人でも多くの若者たちに伝えてメンバー全員で会員拡大に繋げてまいります。

 

おわりに

青年会議所は「大人の学び舎」ともいわれており、「奉仕・修練・友情」の三信条のもと志を同じうする仲間が集い、切磋琢磨しながら活動していくことで様々な学び、そしてかけがえのない経験と友情を与えてくれる素晴らしい団体です。また、地域を牽引するリーダーとして、一人の大人として様々な成長の機会を与えてくれる場でもあります。しかし、自らが動かなければ何も変わりません。何もせずに誰かが何かを与えてくれる訳でもなく、自分自身が積極的に参画して高い志を持って取り組むことで、何かを掴み取ることができると思います。そして40歳までという限られた時間をメンバーと共に積極的に議論し、ときにはぶつかり合い、尊重しあい、運動していくことが地域のため、そして何より自分自身の人生の中でかけがいのないものとなります。

私たちが求めている「明るい豊かな社会」とは未来を示しており、その未来に向けて活動するのが我々青年会議所です。何もしなくても未来はいつか来ますが、何のために誰かのために活動する目的を明確化にすることで、未来はより一層輝き、またどのように達成するかを計画し実現することで私たちは成長でき、その成長こそが勝山の活性化に繋がると考えます。メンバー一人ひとりが、そして勝山青年会議所のさらなる成長ができるよう、心を同じくして共に力を合わせて地域の明るい未来に向けて邁進していきます。

 

基本方針

1.これからの勝山を見据えたまちづくり事業の構築

2.全メンバーによる会員拡大

3.会員一人ひとりの資質向上と組織力の向上

 

運営方針

1.組織としての成長を促すための運営

2.責任を自覚した規律ある会議運営

3.共に理解しあい協同できる組織運営

 

各委員会事業計画

まちづくり育成委員会

・勝山左義長まつりへの参画

・次代を見据えた事業の開催

・例会の開催(2月、5月、7月、9月)

 

会員拡大委員会

・新入会員オリエンテーションの実施

・会員拡大担当

・例会の開催(4月、6月、8月、11月)

 

事務局

・理事会、総会など会議の円滑な準備と運営

・ホームページの管理運営、情報の発信

・災害ネットワーク担当

・日本、地区、ブロックの対応

・若いわれらの発行

・例会の開催(1月、3月、10月,12月)