8月例会 「勝山を見詰め直す」

勝山の魅力を語って下さい、と言われて、どれだけのことを語れるでしょうか。身近なことほど実は分かっていないものであります。勝山のジオパークを始め、歴史遺産を実際に見て回ることで、改めて勝山の魅力を知り、明るい豊かな未来のために勝山を隅から隅まで勉強しようとの想いの下、8月例会「勝山を見詰め直す」が開催されました。

【樫ヶ壁(かしがかべ)】
平泉寺町壁倉から大野市花房の方向に続く高さ約50m、延長約1.2㎞の断崖は、地元の人からは「樫ヶ壁」と呼ばれています。経ヶ岳火山の岩屑なだれによって流れ下った岩屑なだれ堆積物で形成されている壁です。一旦は、その岩屑なだれ堆積物が九頭竜川の河床を埋め立て、その後、九頭竜川に大きく浸食されたものと考えられます。

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【大矢谷白山神社の巨大岩塊】
大矢谷白山神社境内では、経ケ岳火山の山体崩壊に伴う岩屑なだれによって運ばれてきた20mを超える巨大な岩塊が見られます。この巨大な岩塊は、約3~4万年前に経ヶ岳火山の不安定な部分が繰り返される地震活動などにより、山頂付近から崩れ落ちてきたものです。

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【はたや記念館ゆめおーれ勝山】
明治38年(1905)から平成10年(1998)まで勝山の中堅機業場として操業していた建物を保存・活用した繊維ミュージアム。勝山市の繊維の歴史や技術が学べ、体験できる施設で、国の近代化産業遺産、勝山市指定文化財に指定されています。
勝山市の気候は、盆地地形の影響を受け夏冬問わずに多湿なため、絹を機織する時に切れにくいことなどの要因が重なって、この地に絹織物業が芽生えたと言えます。勝山市の絹織物(繊維産業)の発達は、気候、地形、豊富な地下水などの自然環境によるところが大きいと言えます。
今回はメンバー全員で機織り体験を行い、コースターを作成いたしました。

【国史跡白山平泉寺旧境内】
平泉寺は、霊峰白山(標高2702m)の越前側登拝口に開かれた白山信仰の拠点寺院で、今から1300年近く前、泰澄によって開かれたと伝えられます。
中世には北陸でも有数の勢力を有するようになり、現在の白山神社よりもはるかに広大な境内に、数十の堂や社、数千におよぶ坊院が建ち並んでいたといわれます。
今回、白山平泉寺歴史探遊館まほろばにて史跡平泉寺の歴史、自然、文化について学んだ後、国史跡白山平泉寺旧境内へと向かいました。
勝山市民である我々にとって平泉寺はとても身近で、歴史もある程度知っていましたが、今回ジオガールの方々の説明を聞いて今まで知らなかったことをたくさん学ぶことができました。

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【壇ヶ城跡】
水無山の南麓で、堀名中清水に位置する山城で、朝倉氏家臣嶋田氏の居城跡である。

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【西光寺の大杉】

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今回勝山市役所ジオパークまちづくり課 ジオガイド様に説明をしていただきながら、バスにて改めて勝山を見て回りました。普段、何気なく通っている道でも知らなかった見所があり、知っていてもガイドの説明を聞くことで、全然違った見方が出来ました。今回勉強したことにより、友人・知人、また勝山を訪れた観光客などに恐竜渓谷福井勝山ジオパークというものを紹介できるものと思います。

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