躍 動
~ ふるさと勝山への想いを胸に 今こそ かつやま魂 ~
2010年度理事長
安居 貴久
はじめに
2009年8月下旬に行われた衆議院総選挙では民主党が大勝し政権をとりました。国民が変化を望んで出した答えであり、日本が良い方へと変わっていくような気がします。このような世の中の流れのもと、私たち(社)勝山青年会議所も、多くの課題を抱えているとはいえ、活動を変えていくチャンスがやってきているのだと考えます。
青年会議所運動は、今以上に先行き不透明な戦後の混乱期に、志ある一握りの若者たちが立ち上がったことから始まりました。その志を継承する我々(社)勝山青年会議所メンバーならば、混沌とした今この時代にも、英知と勇気と情熱を持ち率先して活動していけるはずです。このままで良いと思うこと、あきらめてしまうこと、やめてしまうことは、簡単でありそこで全ては終わってしまいます。未来に目を向け視野を広げ、どんな時代にも対応すべく進化していかなければなりません。志を高く掲げ、変革を恐れずに、我々の先輩方から受け継いだ勝山を思う心、団結力をもって一年間努めてまいります
魅力あるまちの創造
勝山には平泉寺・恐竜博物館・お清水など、勝山を語る上で不可欠である貴重な歴史的・文化的な施設が多くあります。昨年7月、勝山市の中心部に完成した「はたや記念館 ゆめおーれ勝山」は、観光の拠点、案内所としての役割を担っています。また、エコミュージアム活動により再発見された地域の宝を結びつける役割が期待されています。市内に点在するこれらの宝をうまく活用し、活動していきます。
私が子どものころは、地域の子どもが不思議と神社に集まって野球をしたり、川で魚を採ったり、山へクワガタを採りにいったりと、ほとんど外に出て遊んでいました。そこで危ないこと・悪いこと・間違ったことをすれば、一つ二つ上の先輩に怒られ、またある時は教えてもらい、自然と社会のルールを教わったように思います。現在では、少子化や、遊びの変化により家に閉じこもる子どもが多くなり、年齢を超えた交流の場が無くなってきています。
子どもは感受性が豊かであり、五感で多くの情報を、ありのままに情報をとらえます。そこで、現代の子どもたちにも勝山の歴史・伝統に五感を使って触れさせ、勝山で生きていく土台を培ってほしいと考えます。そのような体験をすることは、勝山に今も息づく伝統を継承していくことや勝山に誇りをもち暮らし続けていくことにも繋がります。
クリーンアップ事業は、6年目を迎えます。初年度は小舟渡を会場に市民140名の参加をいただきました。また、2年目からは市民・行政・企業がそれぞれの力をもって約400名の参加をいただき、昨年は約700人の参加をいただきました。愛する家族が暮らすこのまちに流れる九頭竜川。この川を今の美しい姿のまま次世代に残していきたいものです。年々参加者が増えており、私たちの故郷への想いが、市民の方にも少しずつ理解していただいているように感じます。
川や自然はひとつの地域だけで保全するものではありません。宮城県の気仙沼では、海を豊かにしようとする活動がされていて、その一環として川の上流では広葉樹の植林等を行っていると聞いております。その下流域でとれるカキの風味は世界有数ともいわれています。このカキを育てるミネラル豊富な水は、一本の川の上流から下流に至る川流域の人の日常生活・農業の在り方・森林での活動など、自然全体を配慮した営みが醸し出したものといえるでしょう。ひとつの地域で始まった活動が広がりをみせ、今では漁師が植林をするという活動は全国各地の地域で行われているそうです。
クリーンアップ事業も継続していくことで、数年後には勝山市だけではなく、上流、中流、下流の市や町とも連携しながら、福井県を巻き込んだ事業に発展していくことを望みます。
多くの仲間を
私が入会した平成10年当時は、会員数が50名近くおり、配属された委員会メンバーも8名ぐらいの構成だったと記憶しております。私は入会当時に新入会員挨拶として、次のような文章を書きました。「楽しいことは一生懸命に、辛いことはそれなりに」と。やはり活動する上で自分自身が楽しくなければ、面白くないし持続しません。私が思うJC活動の楽しみは、事業の達成感、ブロック出向・他団体との関わりでの、様々な人との出会い、そしてそれらを通して多くの経験をしていくことだと思います。人によって青年会議所活動の楽しみ方は異なりますが、活動の楽しさ・楽しみ方を新入会員に伝えましょう。メンバー同士が語り合いましょう。
2010年度(社)勝山青年会議所は、英知と勇気と情熱を兼ね揃えた青年が集っています。たくさんのアイデアを出し合いながら,活動の質も年々向上していると自負しています。しかし、会員拡大がままならない中、メンバー一人ひとりの負担が年々大きくなってきていることも事実です。新入会員の獲得が必要不可欠です。毎年、我々も会員拡大活動をしておりますが、メンバー一人ひとりの更なる努力が、必要だと思います。(社)勝山青年会議所の未来のために、全員で取り組んでいきます。
(社)勝山青年会議所を知っていただきましょう。市民の方々のなかには、まだまだ我々がどのような活動をしているのか分からない人が多いのではないかと思います。市民の方に理解していただけるよう努力していく、それが活動を共にする仲間を増やすことに繋がっていくと考えられます。
また、いつもJC活動に送り出してくれる自分自身の家族に理解を得ることも必要です。そのために、JC活動のことや例会・事業のことなどいろいろなことを家族と話し、知ってもらう努力をしましょう。家族から理解されないのに、市民から理解を得ることなどできないように思います。
ホームページや年末の対外版で私たちの活動を発信しています。青年会議所をしっていただくツールとしても大切な物です。本年度も市民に対して更なる工夫で認知度を上げていきましょう。
次代にむけた組織
決断の時が迫っております。時間がありません。新公益法人制度の施行から5年以内には「法人目的の明確化」「公益目的事業の推進」「財務体質の改善」などの制度改革への対応を進めていく必要があり、ここ数年勝山青年会議所も公開例会などの新しい取り組みを行ってきました。我々は「公益社団法人」を取得するために移行認定申請を開始するか、公益性の認定を受けない「一般社団法人」を取得する移行許可申請手続きを行うか、選択を迫られています。2013年11月30日を過ぎても公益性の認定や移行許可を受けないときは解散となります。
所要の申請書を行政庁に提出して、行政庁の認定を受けるのにも、二年の期間は必要です。より社会に認められる団体として活動していくためには、「公益社団法人」を取得したいと考えますが、(社)勝山青年会議所メンバー全員で話し合う必要のあることが山積しています。また、どうすれば、公益性のある事業を増やしていくことができるのか、どういった方法があるのか、申請の計画においても十分に検討していく必要があります。(社)勝山青年会議所の将来を考えるうえで重要である一年として、真剣に考えていきます。
さいごに
私は、今もスポーツをしていますが、試合に臨む時には、やはり自分自身に気合を入れ気持ちを高めていかなくては、いつものプレーができなくなります。また、チーム全員の息が合わなければ、力を発揮することもできません。競った試合では、勝ちたい気持ちが対戦相手よりも強くなければ、また最後まであきらめずにボールを追う気持ちが強くなければ、勝利を手にすることはできません。
青年会議所活動も同じだと思います。特に本年度は、多くの面で変革が求められ、一人ひとりの大きなエネルギーと団結力が必要です。事業に例会・理事会に臨むとき、メンバー一人ひとりが気を高め、チームワークをもって行動すれば、良き事業になり、達成感を味わうことと思います。ひいては良き変革へとつなげられるはずです。
メンバー全員で一丸となって2010年という節目の年に、
をもって、私たちの躍動する姿を歴史に刻み込みましょう。
2010年度 基本方針・運営方針・各委員会事業計画
基本方針
1.地域に密着した青少年・まちづくり活動
2.会員拡大の強化
3.市民に向けた情報発信
運営方針
1.勝山の誇りをもち活動します。
2.時間を大切に活動します。
3.全メンバーで会員拡大に取り組みます。
各委員会事業計画
かつやま創造委員会
・青少年育成事業の開催
・例会の開催
・特別例会の開催
クリーンアップ九頭竜川委員会
・クリーンアップ九頭竜川事業の開催
・例会の開催
会員拡大委員会
・会員拡大計画の策定・取りまとめ
・新入会員オリエンテーションの実施
・例会の開催
公益法人準備委員会
・公益法人改革への対応
・左義長まつりへの参画
・例会の開催
事務局
・理事会・総会その他諸会議の円滑な準備と運営
・災害ネットワーク担当
・日本・地区・ブロックへの対応
・例会の開催
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2010年度方針 |
かつやま創造委員会 |
活動報告
理事会
関係団体事業
事業・例会